イキモノから学んでいる自分に気付き
記憶も含め書きたくなりました。
最初に育てたイキモノはカエルだったと思います。
記憶では8歳ごろ。
仕掛けた罠で採った大きな
オタマジャクシ。
尾っぽからは暗い色の血が出ていました。
バケツの中で手足が生えて喜んでいました。
早朝のラヂヲ体操をして帰ったら
居なくなっていた夏休みの朝。
団地のベランダ。
青緑色。
それからは
アマガエルやヒキガエルを愛し
布団で一緒に寝ていたほど。
飼えないイキモノで外せないのは
キノコ。
私にとっては切っても離せない存在ですが
やはり8歳の頃から。
ヒキガエルが長い舌で獲物を食べる姿を待ち
森でキノコを探しまくり
カマキリの食事を深夜まで見つめ
全てよく仮病した小学校時代の思い出です。
何となく薄橙色。
植物
動物
関わらず
観察している時は頭の中ではあれこれと喋り倒していて
絵筆で何かを作っている今も
それは全く一緒。
クタクタになるのはいつも頭か腰です。
色彩で満ち溢れています。
人間もイキモノですが
向かい合う時は灰色。
頭の中は静かで
独り言は何も無し。
唯一喋ってくるので
現実として会話をしますが
記憶と口先で喋っているような不思議な感じです。
漫画も全く同じ。
白黒の線画と言葉の羅列は
独り言を許さない感じで
灰色です。
私には
人間世界の言葉の色よりも
イキモノと触れ合っている時のほうが
頭の中の色が
「色彩」
で満ち溢れています。
良く解らないとは思いますが
音楽や絵画
建物などもイキモノで
そこには独り言が渦湧いて色彩に満ち溢れます。
コロナ以降ドラマも観るようになりましたが
今のところ1つだけ。
イキモノがなかなか見つかりません。
あのカエルは、たぶんヒキガエルでした。
鎌倉朱を練ると今でもあの血を思い出します。
まだまだ
先は長そう