育てているアリ植物
レカノプテリス・デパリオイデス(Lecanopteris deparioides)
について記します。
この種は直射日光に注意。思ったよりも乾かし気味の方が良い
というのが第一印象です。
【生育環境】
日差しは常に半日陰。春先の日差しでも日焼けしました。
最低気温は10度程度。冬は簡易的な温室に入れました。
水やりは本体ではなく水苔を湿らせる感じ。湿ったままだと痛んできたので軽く湿らせておくようにしています。
温室、屋外とも基本湿度は70%前後です。
◎購入時(2023)
5cmほどの株をネットで購入しました。
時期は1月頃。
2500円ほどだったと思います。
沖縄か九州あたりからの出品だったと記憶しています。
育て方がどこにも載っていないので、とりあえずは温度と湿度に気をつけて
様子を見ました。
◎1~3月
鉢植えから流木に植え替え。新しい芽が約1ヶ月でシダのような葉に成長。
15度〜20度に温室を維持し
毎日全体に霧吹きをして様子を見ていましたが
一部が腐ったように枯れてきたので、霧吹きをやめ
水苔を湿らせるようにしました。
最低気温が10度を超えた4月から試しに屋外へ。
1日で日焼けを起こしたため、半日陰(遮光70%)へ移動。
本体の先端が徐々に膨らみ、増殖していくように成長し始めました。
小さな葉のようなものも芽を出し、なんとも面白い。
〜8月
遮光ネット下で、水やりは軽いシャワーを3日に一度。
最初は、本体から豆粒のような膨らみが生まれて
それがどんどん膨らみ、また増殖し
葉っぱもバンバン出てきます。
アリの姿はありませんが、肥料は入れずに水分のみで問題なさそう。
◎一年後(2024)
葉が四方に伸び始めました。
育て方や置き場は特に変わらず。
問題なく育っています。
◎まとめ
レカノプテリス・デパリオイデス(Lecanopteris deparioides)は思いのほか、湿度(水分)を与えすぎない方が良さそうです。水切れや蒸れはそこまで神経質にならなくて大丈夫だと思います。
ビカクシダと一緒に育てていますが
コロナリウムや、リドレイと同じ環境で育てられそうな感じがします。
日差しには弱そうなので、直射日光は絶対にNGとしました。
まだ育てて半年なので、これからの秋から冬越しも
随時更新して行こうと思います。