育てている
ビカクシダ ビーチー (Platycerium Veitchii)
について記します。
結論から書きますと
この種は本当に強い!
というのが第一印象です。
【生育環境】
3年目からは1日直射日光。
最低気温3度(室内)まで耐えられました。
水やりは基本雨。冬はひと月に一度シャワーまたは潅水。
◎購入時(2019)
小さな苗を購入してきました。
時期は6月頃。
300円ほどだったと思いますが
とても小さかったため半日陰で様子を見ました。
水苔が乾いたら水をあげるスタイル。
冬は室内に取り込み
最低気温6度の中
水やりは乾いたら湿らせる程度。
◎一年目(2020)
春に流木付け(板状)しました。
どんどん胞子葉が出てきます。
環境は春(最低気温10度以上)
朝7時〜14時頃まで直射日光の当たる場所です。
水やりは、雨のみ。
水切れを起こすと、胞子葉が少し垂れ下がる感じになりますので
その時はシャワーでさっと水をかけました。
貯水葉が小さいままで、なかなか大きくなりませんでした。
感覚では夏までは胞子葉
9月頃から貯水葉が成長し
秋から再び胞子葉が出てくるように思います。
◎三年目(2022)
遮光ネット(60%遮光)を設置しましたが、ビーチーは1日直射日光。
真夏は日焼け(胞子葉の表)直前のまだら模様が出ますが、一晩で回復しています。
一週間雨が降らない時はシャワーでたっぷりと水をあげます。
1日中太陽に当てて育てると、葉がシャキッと細く長く育ち始めました。
貯水葉も8月頃から出始め9月から盛んに子株が出ています。
◎五年目(2024)
順調に育っています。子株も放置していたのでバランスが崩れてきました。
全季節通して、特に注意する事はなく
本当に強い種です。
◎まとめ
このようにビーチーはとても強く
白銀色の裏葉がなんとも綺麗。
ナイフのような葉形が印象的なビカクシダです。
乾燥にすこぶる強く
蒸れもほぼ気にしなくてよいので板付けでよいと思います。
(蒸れに弱い種は流木を組んで裏側に空間ができるように流木付けをしています)
随時更新します。